2019/10/08 17:10



革工房ユウナギで扱う主な革素材を紹介します。


■ヌメ革・サドルレザー



植物タンニンだけで鞣されたナチュラルなヌメ革。肌色の無垢な牛革で使い込むと飴色に変色していきます。

このヌメ革の表面を硝子板などで磨き上げたサドルレザーは馬具などに使われるほど堅牢で、ヌメ革よりも肌触りがよく光沢があります。

■イビザ

世界有数の革の産地、イタリアトスカーナ地方の老舗タンナーTEMPESTI(テンペスティ)社製の古ベジタブルオイルドレザー イビザ。ベジタブルタンニンと牛脂と魚脂で時間をかけ丁寧に鞣されたイビザはしっとりと潤いがあり重厚感と気品を兼ね揃えた上質な革です。


■プルアップレザー

植物タンニンに牛脂を多く含ませたプルアップレザー。
プルアップとは革を折り曲げたり捻ったりしたときに革表層のオイルが移動する現象のことを指します。

ユウナギでは上質なバングラディッシュ産キップハイド(仔牛革)真紅色・濃紺色・新緑色・純白色の4色を用意。
なお、純白色は製造元タンナーが製造を停止したためいま流通が少なく希少性が高くなっています。


■馬革(馬ヌメ・コードバン)





仔馬の革(1枚目)と革の宝石とも呼ばれるコードバン(2枚目)を不定期に仕入れています。