2020/04/04 23:54
こんにちは、革工房ユウナギ店主の田中です。
ただいま2020年4月4日。コロナウイルスの影響がいよいよ日常生活にも及んできました。
皆様、くれぐれもお体ご自愛の上、この困難をともに乗り越えましょう。
かく言うユウナギ店主の田中も、自宅のマスク在庫がいよいよ少なくなってきました。
市販のマスクはなかなか手に入らない状況、外出も控えたい。
「ウイルスを防ぐ」というマスクの主機能は期待できませんが、
キッチンペーパーと革クリップと麻ひもを使用してつくる「革クリップキット」をつくりました。
▲梱包されている商品は上記3種類
・ヌメ革クリップ2個
・ワイヤーテープ2本
・麻ひも2本
くれぐれも繰り返しますが、キッチンペーパー等でウイルスを防ぐことはできません。
この商品はあくまで
・指先で鼻や口を触る機会を物理的に減らす
・咳やくしゃみをした際の大きな飛沫の飛散を抑える(ウイルスについてはほぼ無効だと思います)
・「マスクをしていない」精神的負担を軽減する
目的でつくったものです。
下記にキッチンペーパーを使ったマスク代用品の作り方を記します。
マスク代用品の作り方
◆ご準備いただくもの
・キッチンペーパーなど(なければクッキングシートやコピー用紙などで)
・セロハンテープ
◆梱包されている商品
・革クリップ・・・2ヶ
・麻ひも・・・2本
・ワイヤーテープ・・・2本
★手を清潔にしてからお作りください★
【代用マスクの作り方】
▲必要な素材を用意します(定規は長さを測るために置いたもので用意する必要はありません)
▲キッチンペーパーを二つ折りに。この際、ワイヤーテープを固定するスペース(1.5cmくらい)を残してください
▲ワイヤーテープをセロハンテープで固定します。
ワイヤーテープの一部ではなく全てを覆うようにテープを付けるようにしてください
▲ワイヤーテープをつけた部分を手前に折り返します
▲折り返したペーパー部分をセロハンテープで固定します
▲マスクの形状をつくるため、上角2箇所を折り返します ※鼻が上、口が下になる設計です
▲折り返した角が開かないようにセロハンテープで固定します
▲クリップを下に敷き、麻ひもを真ん中に置きます
※サイズ調節できる「張り綱結び」の仕方は下記のリンクを参考に↓↓
▲キッチンペーパーごとボタンを留めます。キッチンペーパーは折り重ねて2重にしているのでそうそう破れることはありません。
▲ボタンを留めます
※厚いキッチンペーパーの場合ボタンが留まらないことがあります。その際はハサミなどを利用してボタンが留まる箇所に穴をあけるとスムーズです
▲完成です
▲鼻の部分にワイヤーテープ(針金)を入れているため鼻に沿わせて形状変更可能です。とめ結びにした麻ひもはジャストサイズに調整可能
▲店主の田中も2日間、麻ひもをつけっぱなしにしてみましたが痛みもかゆみも感じませんでした
★麻ひもに抵抗がある方はゴム紐などご自由にアレンジしてください
★キッチンペーパーは必ず使い捨ててください
★ワイヤーテープは使いまわしてください。なくなったら100円ショップなどで安く購入できます(ダイソーで40本入100円)
役目を終えた革クリップはコードクリップとしてお使いいただけます
コロナが落ち着いたら革クリップはコードクリップなどとしてそのままお使いいただけます。
国産牛を植物タンニンだけで鞣したナチュラルなヌメ革を使用。金具は真鍮製です。
改めましてになりますが、皆様くれぐれも体調管理にお気をつけて。
この革クリップがマスク代用品としての機能を一秒でも早く果たし終えることを望みます。
ご購入は下記より↓↓