2020/04/17 01:42


4/14からコロナウイルスの感染拡大が落ち着くまで、革工房ユウナギ全商品を50%OFFにします。





少しでも気持ちが前向きになるお手伝いができればと思ってます。「セール中に申し込んだらガメつく思われるかな?」なんて思う必要微塵もありません。ぼくだって、好きなブランドが半額セールやってたら飛び付きますし 笑


ぶっちゃけ中には赤字になる商品もありますけど、本当に気兼ねなくガンガン買い物されてください。セミオーダーもフルオーダーも対象です。


例えば革のiPhoneケースがオーダーメイドで5000円以下で?


ウチの商品はすべて、本革の中でも上位に位置する(と、個人的に思っている)天然皮革のみで作っています。


・植物タンニン鞣し

・植物タンニン鞣し+動物性オイル配合


上記いずれかの革しか使っていません。本革でもなく、天然皮革と表現しています。


結構いい革使ってるつもりです。その革使ったこんなiPhoneケースが5000円ちょい...中には5000円切ってるやつもあります。










自身でも「やり過ぎかな?」と感じますけどそんな悠長なこと言ってられる情勢じゃない。こんなにコロナちゃんの影響受けるなんて、だれも思ってもみなかったと思います。


不謹慎ですが、店主の田中はこの状況もなんかゾクゾクして楽しいです。本懐の広告業もありがたいことに順調ですし。


天然皮革の革工房





ウチで扱う革は、山に投げ捨てても土に還るレベルでナチュラルなものばかり。単純にぼくが自然やひとにやさしいものが好きだからです。工房名も「夕凪」から拝借しているくらいですし、海とか山とかとかキャンプとかめっちゃ好き。関係ないですけど古い物とかレトロなものも好き。


内部まで時間が刻み込まれたモノってカッコいいですよね。だから、使い方と時に晒されて深まっていく革も好き。


タンニン鞣しとクロム鞣し


ざっくりわかると革の鞣し方は「タンニン鞣し」「クロム鞣し」の2種。厳密にいうと植物タンニンとクロムを使った「コンビ鞣し」とか一旦クロムを入れてその成分を抜き植物タンニンで鞣す「脱クロム鞣し」とか色々ありますが。


植物タンニン鞣しは、化学薬品を用いて鞣しのスピードや耐水性耐久性を無理矢理高めるクロム鞣しに比べると非常に手間隙のかかる製法だと言えます。


でも、だからこそ得られるなんとも言えない革独特の風合いと香り、触り心地はクロム鞣しのそれとは全く異次元。経年変化も、この植物タンニンの変性によるところが大きくあります。なのでユウナギはタンニン鞣しの革しか使いません。


クロム鞣しの革製品を焼却すると、ひとにも自然にとって猛毒となる「クロム六価」が発生します。なんか嫌じゃないですか、こういうの。


と、どんどん話が逸れてるのでこの辺りで終わりにします。


とにかく皆さん、コロナにかかっても死なないようにだけお互い最善の注意と行動をしましょう。もうこの段階、だれがいつかかってもおかしくない。「コロナに負けるな!」とかイキッてるのは人間だけ。


コロナは人を敵対してないし、戦う意志のないウイルスにケンカ売ってもなんもいいことないので、負けを認めてコロナ収束を待ちましょう。


それでは。